お金を理由にサービスを受けられない会社の救済措置は必要か?
「お金が無いけどSEOやってくれませんか?」
というお客さんがいたとしたら、SEOエキスパートのプライドがあるから、お断りするのか、それとも儲けてもらったら後でゴッソリと報酬を貰うか、その判断はどうしてますか?
現実問題として、こういう相談をしたい小さな会社ってあると思うんです。
小さな会社といっても、社長を含めて2.3人という極零細企業です。
ビジネスに情けは無用、と言ってしまえば、それで話はお終いなのですが、それをポリシーとするならば、そういう判断もあるかと思うのですよね。
お金を稼げない法人は倒産の道しかないわけですからね。
昔は羽振りが良かったけれども、今は全く下火となってしまったという業界で、必死に頑張っている会社もたくさんあります。
高名な経営コンサルタントならば、あっさりと、その業界から足を洗うべきだ、と断言するのでしょうが、それも正解のひとつでしょう。
ぶっちゃけますと、いくらSEOを頑張ってみても、売れないものを商材として扱っている以上は、限界があると思うのですよ。
冷たい言い方かも知れませんがね。
となると、業態を変えるか業界の常識を覆すなどして、需要の掘り起こしをしなきゃならんわけです。
そういう覚悟があるビジネスオーナーならば、ちょっとは光が挿すかもしれないですね。
SEOカウンセリングではトラフィックと成約の問題を区別させることが重要
SEOのコンサルティングでは、時折、クライアントとの意志の疎通が難しく感じる時があるのではないでしょうか。
特に、クライアントがSEOを手っ取り早くやれるものであるという先入観があると、それだけで障害が発生する可能性も否定できないですよね。
つまり誤解を解くことから始めるのが、現状のSEOコンサルティングのスタートではないでしょうか。
違いませんか、SEOエキスパートの皆さん。
仮に私が、SEOに疎いクライアントで、どうしても問題が解決しないとして経験則からキーワードを指定して、上位表示をして欲しいという要望を持つとします。
この時に、SEOエキスパートはどうカウンセリングを始めますか?
ここは、導入部分なのでカウンセリングというスタンスがよろしいかと思いますよ。
なぜならば、誤解を抱えさせたまま、時間が解決してくれるだろうとタカをくくると、後々ヒドイことになめのが目に見えているじゃないですか。
どうして、指定したキーワードで成約が無いのか、って私がド素人なら当然の如く問い詰めるでしょう。
そうならないためにも、検索キーワードにも需要が存在すること、そのキーワードが成約に直接結びつく訳ではないこと、などを気付かせてやるべきなのでしょうね。
その上で、改めてトラフィックの獲得と成約は別問題であることを認識させることがよろしいのではないでしょうか。