ウェブサイトテーマとコンテンツ設計は料理ジャンルとレシピの関係

SEOエキスパートが考える、合理的なウェブサイト制作の手順を考えてみましょう。

本来は、ウェブマーケティングやSEO/SEMに疎いクライアントは、直接、ウェブサイトの制作に首を突っ込む事は、何もメリットを生むことは無い、と思うのですがいかがでしょうか。

かなりシビアなことを言いますが、資金垂れ流しが平気な経営者は皆無であるはずなので、参考になればと思います。

新規にネットビジネスに参入する場合、いきなりウェブサイトの制作をしてしまうのは、レシピの無い料理を盛り付けるための食器を準備することと同じです。
料理と調和するかしないのかさえ不明な時点で、食器を用意することは、実に意味の無いことです。

食器に合わせた料理を作る料理人はいません。
全てはお客さん、つまりお腹を空かせた、料理を食べたい人を想定しているはずなのです。
しかも日本料理を西洋のお皿に盛り付けることはしないように、お客さんへ出す料理が決まってから準備をすすめるはずです。

ネットビジネスでも同様に、お客さんに何を提供するのか、料理のジャンル(テーマ)の中でレシピ(コンテンツ設計)を決めて、料理に仕上げていく(ウェブサイト制作)の過程が必要です。

ウェブサイトで成果が出ないのは、テーマとコンテンツ設計も無く、ウェブサイトの制作に挑んだ結果です。
ましてや、他人(ウェブサイト制作業者)が、テーマとコンテンツ設計を知る由もありません。